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セミナーとメモ

(授業関係のメモ,アプリケーションの使い方,主な正規表現の使い方ワープロ・表計算関係DL方法その他個人的なメモも含みます)
(野村が担当した主な科目のシラバスを,新しいもののみ、記録として挙げておきます)

◇このサイトでとりあげる主なソフトウェアをダウンロード・インストールする方法は,「ソフトウェアのダウンロードとインストール」のページを参照。

◇毎月第2水曜日(1日が水曜日の月は第3水曜日)に
Windows Update の更新プログラムが配信される。このため、ネットワークの速度が低下する。


エディタやコンコーダンサで正規表現を扱う方法

正規表現(regular expression)とは,一定の文字列の集合を,簡潔な文字列で記述した表現。正規表現の記号は,すべて半角で入力する。
正規表現の言語研究における使用の詳細は,書籍では,佐良木昌・新田義彦(2003)『正規表現とテキスト・マイニング』(明石書房),荻野綱男・田野村忠温(2011)『講座ITと日本語研究 3 アプリケーションソフトの応用』明治書院,サイトでは, Zaco's Page (Zaco氏。国語教育向け。管理人は高等学校の国語教員。正規表現は古典語で例示されている),睡人亭秀丸エディタの正規表現(山田崇仁氏),上越教育大学情報メディア教育センターの該当ページなどを参照。全般のリファレンスとしては,佐藤竜一(2005)『正規表現辞典』(翔泳社)がある。「少納言」「中納言」は,各サイトの説明を参照。
「[ ],( ),^,\,|,?,*,+」など,頻繁にもちいられる記号は,上記の書籍・サイトで確認しておくことが望ましい。

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主な正規表現(秀丸の例。左枠の記号は,すべて半角で入力する。一太郎の検索・置換で[正規表現]を有効にする。Wordの検索・置換のオプションでワイルドカードを有効にしたときの主な対応も付記する。睡人亭も参照。)

1.メタ文字

 [  ] [あいう] :[あいう] に含まれる任意の1文字    (Wordでも同様) 
 [  ] [あ-う] :[あいう] に含まれる任意の1文字    (Wordでも同様)
 [  ] [^あいう]:[あいう]に含まれない任意の1文字  (Wordでは ^ を ! で表現する)
 (  )  ( )内の正規表現のパターンをグループ化する  (Wordでも同様)
^ 行頭,またはキャラクタクラス 内での補集合(言語研究では,キャラクタクラス 内での補集合を表す事例が重要):「[^ただ]けれども」は,「たけれども」「だけれども」を除外した「けれども」   (Wordでは ^ を ! で表現する)
$ 行末(日本語については,あまり使用する機会がない)
.  改行を除く任意の1文字:「.ん.ん」は,「かんかん」「ぐんぐん」「さんざん」「ぽんぽん」など (Wordでは . を ? で表現する)
* 直前の正規表現のパターンまたは文字の0回以上の繰り返し:「あい*う」は,「あう」「あいう」「あいいう」など (Wordの * は任意の文字列の1回または複数回の連続を意味する)
+ 直前の正規表現のパターンまたは文字の1回以上の繰り返し: 「あい+う」は,「あいう」「あいいう」「あいいいう」など (Wordの @ は直前の文字の1回または複数回の連続を意味する)
? 直前の正規表現のパターンまたは文字が0回または1回現れる:「日本語?学?」は,「日本」「日本語」「日本学」「日本語学」 ( Wordの ? は任意の1文字を意味する )
| パターンの論理和(または):「(あいう|えおか)きくけ」は,「あいうきくけ」または「えおかきくけ」
\ エスケープ文字(→ 3.エスケープシーケンス) 

2.正規表現のDLLにHmJre.dllを指定している場合に有効

{n}  直前の正規表現のパターンまたは文字の繰り返し回数指定(n回):(あいう){3}は,「あいうあいうあいう」   (Wordでも同様)
{n,} 直前の正規表現のパターンまたは文字の繰り返し回数指定(n回以上)                     (Wordでも同様)
{n,m} 直前の正規表現のパターンまたは文字の繰り返し回数指定(n回以上m回以下)                 (Wordでも同様)

3.エスケープ文字 (エスケープシーケンス)

\n  ニューライン:改行                     (Wordでは ^13)
\s 空白文字(半角スペース,タブ,改行),ただし,半角・全角スペースは文字として記述すれば良い
\t 水平タブコード:タブ 
\記号 正規表現の記述に用られている記号を検索対象にするとき,その記号は,\の後に書く 

最短一致・最長一致の例
次の例に、aとbの検索を実行すると、それぞれ右の「」内の結果がヒットする。
「私はその人を、自分の母だと思つてゐるのだ。三十年ちかくも逢はないでゐるのだが、私は、そのひとの顔を忘れない。」(太宰治「津軽」)
 a) 私は.+?のだ 【最短一致になる】 「私はその人を、自分の母だと思つてゐるのだ」
 b) 私は.+のだ  【最長一致になる】 「私はその人を、自分の母だと思つてゐるのだ。三十年ちかくも逢はないでゐるのだ」

上記は秀丸エディタで正規表現を用いるばあいの例示であり,他のソフトウェアではうまく作動しないことがある。KWIC Finderでは,「検索文字列」の右にある「条件」(演算子)をうまく活用すると,正規表現を用いなくても,類似の結果が得られる例がある。
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任意の平仮名1文字,任意の片仮名1文字,任意の漢字1文字を正規表現で記述するときは,荻野綱男・田野村忠温(2011)「付録 正規表現・文字コード」p.230などで示されているとおり,次のようにする。[ ]は半角。
 平仮名:[ぁ-ん]
 片仮名:[ァ-ヴー] または [ァ-ヶー]
 漢  字:[亜-熙一-龠々] または [亜-熙一-龠々ヵヶ] (Shift-JISコードのみならば,「一-龠」の部分は不要),漢字を除くのであれば,その補集合だから [^亜-熙一-龠々] とする。

正規表現の用法は,ソフトウェアのあいだで異なるばあいがある。俗に正規表現の方言と呼ばれているもので,注意を要する。各ソフトウェアのヘルプやマニュアルを参照。
たとえば,改行が2つ連続しているのを,1つにしたいとき,秀丸では「\n\n」で置換できるが,サクラエディタでは「^\r\n」としなければならず,その逆も不可能である。

コンコーダンサにより,相互に異なるばあいの一例。活用語尾の指定は,ラ行5段活用では次のようになる。
KWIC Finderや日本語用例検は,「語幹 [らりるれろっ] 」とする。[ ]は半角。
秀丸やサクラエディタでは,KWIC Finder,日本語用例検索と同様にする。
少納言は,検索文字列に「語幹」を指定,後文脈に「 ^[らりるれろっ] 」を指定する。[ ]は半角。
少納言では,"^"は文字列の先頭を指示し,"[ ]"は[ ]内の任意の1文字を表す。また,正規表現は前・後文脈には有効だが,検索文字列には無効。

このような条件を認識していれば,KWICコンコーダンサではなく,任意のエディタで grep を活用することで類似の結果が得られる。

◇KWIC Finderなどで語彙を検索するとき正規表現を用いる必要が生じる例
活用と関係しない語句(文字列)を検索するのであれば,その語句を「検索文字列」に入力して検索ボタンをおせばよい。『ごん狐』で,「ごん」の前後にどのような文字列が連続するかを調べるのであれば,「検索文字列」に「ごん」と入力するだけで結果が得られる。Kwic Finder のイメージはここをクリック
「ごんは」の文脈だけを調べたければ,「ごんは」を入力する。
これに対し,「ごん」の文脈で,たとえば「ごんは」「ごんが」以外の文字列だけを検索したい,つまり「は」「が」を除外して「ごん」の後にどのような文字列が後続するかを調べたいときは,次のように正規表現を用いて文字列を検索する。
 「ごん[^はが]」
こうすると,「ごん狐」「ごんの」「ごんを」「ごんに」「ごん,」のKWICだけがリストされる。

◇KWIC Finderなどで活用語を正規表現によって検索する方法
用言のすべての活用形式を検索対象にしたいときは,正規表現を有効にして,語幹と活用語尾を,以下のように記述する。
ただし,「着る」など,語幹と活用語尾が区別できない語は注意と工夫が必要。→【問題3】
以下,現代語の代表的な用言について例示。
いずれも「」内を「検索文字列」とする。「」は不要。
 5段活用:「思[わいうえおっ]」
      「歩[かきくけこい]」
      「話[さしすせそ]」
      「有[らりるれろっ]」
 下1段活用:「教[え]」 (「教え」としても同じ結果になる)
 漢字表記が2種類以上想定される5段活用:「[探捜][さしすせそ]」
 漢字表記が2種類以上想定される1段活用:「[訪尋訊][ね]」 (「[訪尋訊]ね」としても同じ結果になる)
 形 容 詞: 「楽し[いかくけ]」
      「高[いかくけ]」
 形容動詞:「静か[だでなに]」または「静か」。後者では「静かさ」「静かすぎる」なども結果に含む。

旧仮名づかいによるときは,次のようになる。
 「思[はひふへつ]」
新仮名づかいと旧仮名づかいを同時に扱おうとするときは,次のようにすればよい。
 「思[わいうえおっはひふへつ]」

一般的な正規表現では,正規表現のパターンをグループ化する書き方として,()を用いる。しかし,()には別の意味もあるため,KWIC Finderでは半角のスラッシュで囲んで,スラッシュの間は正規表現だ,ということを明示する必要がある(KWIC Finder のヘルプを参照)。たとえば,「行くなら」と「行ったなら」を同時に検索しようとするとき,強選言を意味する「|」を使用して,次のようにすればよい。これで,対象とするテキストに含まれる「行くなら」と「行ったなら」の両方が取りだされる。(エディタの秀丸・サクラエディタ・Meryでは,囲みの//は不要。以下同様)
 「/行(く|った)なら/」

上に例示した「[探捜][さしすせそ]」について,さらに「さがす」もここに加えたいとしよう。「さがす」の語幹が仮名書きなので,語幹の部分に「さが」を加えてもうまく認識されない。強選言とグループ化を同時に使用して,次のようにする。
 「/(探|捜|さが)[さしすせそ]/」
ただし,仮名書きでは部分的な同音異義の文字列が多くなるため,上記のばあい「がさがさ」なども拾いだされる。一般に仮名書きの語幹を指定すると,検索の効率が悪くなる。

「ではある」と「でもある」を検索するのであれば,「/で(は|も)ある/」のように書く。
「?」(直前のパターンが0回または1回現われる)を使って「/で(は|も)?ある/」とすると,「ではある」と「でもある」に加えて「である」も検索される。しかし,結果を一見すると分かるが,「ではある」と「でもある」が,圧倒的に多い「である」の用例に埋没して捉えにくくなる。検索条件は,有効な結果が得られるよう,工夫が求められる。

最長一致や最短一致(ものぐさ指定)のマッチングについては,前掲の参考文献やサイトの該当箇所を参照。

◇テキストファイルで、任意の文字列の後ろに生じた空白を削除する方法。
検索文字列を次のようにする。「[  \t]+$」 ただし、「 [ 」と「 \t」 の間には、半角空白文字と全角空白文字を入力する。
これを空白で置換する。

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【問題1】KWIC Finder(または任意のテキストエディタ)を使用して,現代日本語の漢語(外来語)サ変動詞を取りだすための正規表現を書いてみよう。例えば「説明する」「論ずる」など。

【問題2】現代日本語の「来る」を取りだすための正規表現を書いてみよう。ただし,平仮名表記の「くる」は想定しなくてよい。「将来」のような表現を排除するかしないかによって生じるメリットやデメリットも考えてみよう。

【問題3】現代日本語の上1段活用動詞「着る」(「着く」は排除する)を取りだすための正規表現を書いてみよう。ただし,平仮名表記の「きる」は想定しなくてよい。また,「着流し」などの熟語は取りだされなくてよい。「横着な」のような表現を排除するかしないかによって生じるメリットやデメリットも考えてみよう。

【問題4】形容詞「楽しい」の活用形式を検索するばあい,正規表現で「楽し[いかくけ]」と記述するように述べたが,これでは「楽しそうだ」「楽しがっている」などは検索対象からはずれる。これらも含めるためにはどのような条件で検索すれば良いか,考えてみよう。また,想定される方法のメリットやデメリットも考えてみよう。さらに,リストされた結果を「検索結果ソート順」で並べ替えるなどして,そのときの目的にどの方法がより合致しているかを考えてみよう。

【問題5】現代日本語のテキスト群(仮名づかいは新と旧が混在するものとする)を対象に,受身表現を取りだすための正規表現を書いてみよう。ただし,自発・可能・尊敬の範疇を排除することは想定しない。

(問題の解答例は,パスワードで保護したページにあります。パスワードは授業中に提示します。)

Simple KWIC Listerでも正規表現が使用できるとされているが,上と同じように作動するかどうか未確認。


◇青空文庫で,テキストファイルにある「《 》」で囲まれたルビを一括して削除する方法
エディタの正規表現を有効にして「《[^》]+》」または「《.+?》」を空白で置換する。同様に,全角の「[ ]」で囲まれた注記を削除するためには,「[[^]]+]」または「[.+?]」を空白で置換する。「 」内の記述をそのままコピーして空白で置換すれば,ルビや注記を削除したプレーンテキストを得ることができる。
一太郎では,まず青空文庫のテキストをコピーし,正規表現を有効にして「《[^》]+》」を空白で置換する。または,XHTMLファイルをそのままコピーする。
Wordでは,青空文庫のテキストをコピーしたら,オプションで[ワイルドカードを使用する]を有効にしておいて「《*》」を空白で置換する。
WordにXHTMLファイルをコピーすると,ルビまたはフィールドコードが付いてくる。
XHTMLファイルは,エディタやメモ帳にコピーすれば,ルビは削除される。
なお,mi においても正規表現は使用できる。青空文庫のテキストファイルでルビの部分を削除するためには,「《[^》]+》」を空白で置換する方法が有効である。

◇青空文庫,新潮文庫その他,任意のテキストファイル類を検索するとき,それぞれの表記と検索語の表記との間に食い違いのないよう,注意が必要である。
特に,現代仮名づかいか旧仮名づかいか,新字体か旧字体か,読点が「,」か「、」かなどに注意する。

◇少納言の結果からWordへコピーすると表形式が残るのを解除するときは,表の中にカーソルを置き,その状態のまま[レイアウト]をクリック,[表の解除]を選択すると小さなダイアログがポップアップするので,通常は[タブ]をチェックして[OK]ボタンを押す。


ワープロソフトの校正・表記のゆれチェックの機能や読み上げツールを適宜使用して,原稿のミスを減らす。メモ・付箋・注釈なども活用する。

◇IMEとATOKの切り替え:[Ctrl]+[Shift] または [Windows]+[Space]  

◇MS IMEなどの入力方法
A) キーテンプレートのカスタマイズ
[設定]の[キーとタッチのカスタマイズ]で、[ATOK]に切り替えることができる。

B) MS IMEで入力済みの文字列を再変換
文字列を選択して、[スペース]や[変換]キーをおす。

C) MS IMEで区切りの変更
[Shift]+[←]または[→]

D) 踊り字は、「おなじ」で変換可能。

◇フッタを「−名前 ページ数−」のような形式にしたいことがある。一太郎では,書式設定の段階で[文書スタイル]→[ページ/ヘッダ・フッタ]のウィンドで,[飾り(G)]を直接編集すればよい。Wordでは,[挿入]→[ページ番号]で,[番号のみ]を選択してあらかじめ入力する。続いて,その数字の左右適当な位置に任意の文字や記号を入力する。いったん本文に移って文字入力などをしたときは,上記のセッションが終わっているので,ページの数字をダブルクリックするなどして選択したうえで,入力する。

◇一太郎のローマ字入力設定:[カタカナひらがな]を1回,または Alt+[カタカナ ひらがな]を2回Ctrl+Shift+[カタカナひらがな]→ローマ字入力に変更

◇Windows10で実装されていないフォントを導入したいとき : そのフォントを実装している他のパソコンの C:\Windows\Fonts のフォルダから該当するフォントのファイルをエクスポート(コピー)し,現在のパソコンにある同種のフォルダにインポート(コピー)する。または,マイクロソフトなどのサイトからダウンロードする。

◇取り消し線:ALT「O」→「E」→「G」

◇Word で,ファイルがうまく開かないときなどの代表的な対処方法。下記以外の方法もある。
A)Wordをセーフモードで起動してから操作する。
 [Ctrl]を押しながら,Wordプログラムを起動する。その段階で,ファイル等を呼び出して編集する。
B)グラフィックアクセラレータの機能を無効にする。
 Wordを起動→[ファイル]→[Wordのオプション]→左の詳細設定から[ハードウェアのグラフィックアクセラレータを無効にする]
にチェックを入れる。

◇Word では,改行は [Shift]+[Enter](下向き矢印が付く),改段落は [Enter](鍵型矢印が付く)で設定する。

◇Word で,箇条書きの段落番号などが自動で入力される機能を停止する方法  (一太郎では[ツール][オプション][入力アシスト]で設定)
1)[Officeボタン]をクリック,または[ファイル]タブを開き,[オプション]をクリックして,[Wordのオプション]を選択
2)[文書校正]の[オートコレクトのオプション]を開く
3)[オートコレクト]の[入力オートフォーマット]タブを選択
4)[入力中に自動で書式設定する項目]で[箇条書き(行頭文字)][箇条書き(段落番号)]のチェックを外す
*デフォルトの設定のまま段落番号の下を単なる改行にしたいときは,[shift]+[enter]とする
**上のオプションの変更でうまく作動しないときは,最初の番号を1回削除して,打ち直す

◇Word で,改行したとき,前行と同じスペースが空く機能を停止する方法
1)[Officeボタン]をクリック,または[ファイル]タブを開き,[オプション]をクリックして,[Wordのオプション]を選択
2)[文書校正]の[オートコレクトのオプション]を開く
3)[オートコレクト]の[入力オートフォーマット]タブを選択
4)[入力中に自動で変更する項目]で[行の始まりのスペースを字下げに変更する]のチェックを外す

◇Word で,複数の文字列を丸で囲む方法(a)
1)[挿入][図形]で,文字の上に丸を描画
2-1) 文字が隠れているので,右の[書式]の[文字列の折り返し]から[背面]を選択
2-2) 文字が隠れているので,[図形の書式]の(または図を右クリックして)[図形の塗りつぶし]
から[塗りつぶしなし]を選択

◇Word で,複数の文字列を丸で囲む方法(b)
1)囲みたい文字列の1字を,[囲い文字]で囲む
2)[Alt]+[F9]でフィールドコードを表示する
3)フィールドコードの文字列に,残りの囲みたい文字を入れる
4)○を選択し,[フォント]の[詳細設定]または[段落]の[拡張書式]で,囲む文字数×100%の倍率にする
5)[Alt]+[F9]でフィールドコードを非表示にする

◇Word で任意の列数・行数の表を作成する方法(表や原稿用紙として使用する)
1)表を入れたい箇所にカーソルを置く
2)[挿入]タブの[表]にあるメニューで,[表の挿入]のダイアログボックスを表示して列数と行数を入力する

◇Word で表の右側に文字を挿入する方法
1)任意の行列数の表を作る
2)表の上で左クリックし,表の右下に現れる四角をマウスでつまんで左と上下方向に動かして表の右に空きを作る
3)表の右が空いたら,表の上で右クリックして[表のプロパティ]を開く
4)表のタブで下にある[文字列の折り返し]で[する]を選んで,[OK]
5)表の1行目の右に改段落記号が現れる([Wordのオプション][表示]で[段落記号]にチェックを入れておく)
6)そのまま下の方に,改段落または改行していく(ここに数字が入る)
7)セルの高さと数字を入れる位置が対応しないときは,2)の要領で表の大きさを調整する
8)元々あった表の改行記号と通常の改段落または改行の間に文字を打ち込む

◇Word で表や段落単位の行数を調整(狭く)する方法 
1)段落や表を部分選択(反転させる)
2)そのままにしておいて,メニューから[書式]→[段落]または[ホーム]→[段落]を選択
3)段落のダイアログボックスで[インデントと改行幅」を開く
4)[行間」を[最小値],[間隔]を[0 pt]とする
5)これで限界なので,さらに狭くしたいときは,その段落や表を再度選択してポイントを小さくする

◇Word でルビを一括で消去する方法 
1)ルビのある文書で,[ALT]+[F9]を押すとルビの部分のコードが表示される=フィールドコードの切り替えが行われる
2)そのままにしておいて,[置換]を選択する
3)オプションで[ワイルドカードを使用する]を有効にしておいて「EQ *,(*)\)」を「EQ \1」で一括置換する。ただし,「EQ 」の直後は左のように半角あけて入力する
4)もう一度[ALT+F9]を押す

◇Word の文書ファイルをテキストファイルに変換する方法
a)当該の文書を保存するとき[その他の形式]で[ファイルの種類]を[その他の形式]の[書式なし]とする
b)「word2txt.vbs」( i16.jp )
などの変換ツールをVectorなどからダウンロードして利用する
c)ウェブアプリの「ワードのテキスト変換」(プチラボ)などを利用する

◇Word でフィールドコードの表示/非表示を切り替える方法
[Alt]+[F9]で文書内のすべてのフィールドコードの表示/非表示,[Shift]+[F9]で選択中のフィールドコードの表示/非表示が切り替えられる


◇Word で図や画像を自由に配置したい時
画像の属性を[ページ上の位置を固定]とする

◇Excelで見出しの行(列)を常に表示する方法
1)1行目(1列目)を固定するのであれば,単純に,[表示]→[先頭行(先頭列)の固定]
または
1)固定する行(列)の1行下(1列右)の行番号(列番号)をクリックし
2)[表示]→[ウィンド枠の固定](→[(現在の選択範囲に基づいて)・・・])を選択
行と列を同時に固定するのであれば
1)固定したい行と列がクロスする次の行と列の最初のセルを選択
2)[表示]→[ウィンド枠の固定](→[(現在の選択範囲に基づいて)・・・])を選択

◇Excelでフィルタを設定する方法
[並べ替えとフィルタ]→[フィルタ]
2行目以下に設定するときは,その行を選択してから同様にする

◇Excelで数値を文字列として入力する方法
アポストロフィに続けて入力する

◇Excelの同一シート内で複数のセルに同じ文字列を入力する方法 
a)  A1と同一の文字列をB1に自動的に入力するためには,B1に「=A1」をあらかじめ入力しておく
b) セルを範囲選択しておいてアクティブセルに文字列を入力し,[Ctrl+Enter]で確定する

◇Excelで文字の上に取り消し線を引く方法
1)セルまたは文字列を選択する
2)[ホーム]の[書式]をプルダウン
3)[セルの書式設定]を選択
4)[フォント]の[取り消し線]にチェックを入れ,色を指定する

◇Excelで楕円などにより文字を囲む方法
1)通常の方法で文字を入力
2)[挿入]→[図形] で任意の図形を選択して文字を囲む
3)文字が図形で青く塗りつぶされた状態になるので,図形の上で右クリック
4)[図形の書式設定]で[塗りつぶしなし]を選択する (その他,線の太さ等も指定できる)

◇Excelで複数のブックをそれぞれ別のウィンドで開く方法
最初のブックを開いたあと,タスクバーにあるExcelのアイコンを右クリックし,下から3つめにある[Microsoft Office Excel ・・・]をクリックすると2つめのExcelが別ウィンドで開く。そこへ,新たに開きたいExcelのファイルをフォルダなどからドラッグ&ドロップする。

◇Excelの表などを一太郎に貼り付ける方法
1)Excel表をコピー&ペーストすることで処理する。 (単純に貼り付けられるだけ)
2)Excel表をコピーする→一太郎でコピーしたいところにカーソルを移動する→メニューから[編集]→[形式を選択して貼り付け]→[形式を選択]→[MicrosoftExcelワークシートオブジェクトを選択]→[OK] (一太郎上で部分的にExcelが有効になる)

◇PowerPointにPDFを貼り付ける方法
1)貼り付けたいPDFを,やや大きめに開いておく。
2)PowerPointの[挿入]→[画像]→[スクリーンショット]→[画面の領域]でポインター(+)で四角形の領域を選択する。
3)ポインターを開放すると貼り付けられる。サイズやトリミングは,貼り付けられた画面で,[図ツール]の[書式]によって処理する。

◇PowerPointで,スライドショーを行うとき,アニメーションが作動せず,空白ページがプロジェクトされる原因と対処方法
PowerPointを作成したときよりも,下位のバージョンのソフトでそのファイルをプロジェクトしようとすると,設定したアニメーションが作動しなかったり,そのスライドが空白になったりすることがある。
これは,ソフトに下位の互換性がないことによるもので,同位のソフトがすぐ得られないときは,「スライドショー」→「スライドショーの設定」の「オプション」で「アニメーションを表示しない」にチェックを入れる。こうすると,アニメーション効果は停止されるが,作成した内容はすべて表示されるので,情報そのものはプロジェクトできる。

◇写真の一部を抹消する方法の一つ
ペイントで写真を開いておき,[図形]で適当な形を選び,抹消したい部分を囲む。[輪郭]で[アウトラインなし],[塗りつぶし]で[単色]として[色2]で適切な色を指定する。

◇コンピュータディスプレイのデスクトップ上のアイコンの大きさを変えるとき
a) Ctrlを押しながら,マウスホイールを動かす。
b) デスクトップ右クリック,表示の「大アイコン,中アイコン,小アイコン」で選択する。
c) [設定→ディスプレイ]で各種サイズを選択する。

◇コンピュータディスプレイのキャプチャを取得したいとき,操作性などから「アクセサリ」に入っている「Snipping Tool」を使うのが便利。他にキーボードの「Print Screen」も候補。

◇コマンドプロンプトの表示画面をコピーしたり印刷したりする方法:コマンドプロンプト画面のタイトルバーを右クリックし[編集→範囲指定]として任意の部分を反転させる。反転させたら[編集→コピー]とすれば,クリップボードに保存されるので,それをエディタなどに貼り付ける。

◇秀丸で[全画面表示]を戻したいとき,ウィンドの最上端で左クリックして[元のサイズに戻す]をクリックする。

◇Canon6330で用紙サイズを変更したいとき,タスクトレイのプリンタ表示をクリックして,[オプション]メニューから[デバイス設定]→[カセット設定]を選択。[カセットの用紙サイズ]でサイズを選択して[OK]。


◇ZIPフォルダをダウンロードして解凍するとき、フォルダ内のファイルの更新日をもとのままにする方法
1)DLしたフォルダを右クリックし、[プロパティ]をクリック
2)[全般]タブをクリック
3)「セキュリティ: このファイルは〜」の[許可する](または[ブロックの解除])にチェックして[OK]
4)[すべて展開]


◇ウェブページをPDF化するときは、Google Chromeで [Ctrn+ P] 、開いたメニューで [PDFに保存]を選び、[保存]する。他のブラウザよりも、ファイルサイズが小さい。ページサイズは、適宜、拡大・縮小する。

◇AdobeAcrobatやAdobe Readerで,文字が滲んだ印象が生じる,解像度,ウィンドウの開き方やタブで切り替える方式の可否など,表示状態や操作性に問題が生じたときは,[編集]→[環境設定]に進み,「ページ表示,一般,文書」などのチェックを調べて改善する。

◇日本語で縦書き文書のPDFを右開きにするとき,JUST PDFの[ページ/文書]において[文書のプロパティ]を選択、[その他][読み上げオプション]の[方向]を[右から左へ]にする。

◇PDFを作成するとき,フォントの埋め込みをおこなうばあいは,[最小ファイルサイズ]以外を選択する。

◇doファイルをPDFに変換する方法
doファイルは,一度ダウンロードしておいてAdobeAcrobatで開く。これを,AdobeAcrobatからAdobePDFで仮想的に印刷する。
この操作によって,doファイルがPDFに変換される。

◇PDFをトリミングして任意のファイルにコピーする方法
Adobe Acrobatの「ツール」→「選択とズーム」→「スナップショットツール」で領域を選択。これでその範囲がコピーされるので,ファイルに貼り付ける。
あらかじめ解像度は「環境設定(一般)」の「スナップショットツール画像に固定解像度を使用」で「ピクセル/インチ」の数値を適当に設定しておく。デフォルトでは粗くなる。
そのままではファイル容量が大きくなるので,一太郎のばあい,画像上で右クリックして「画像に変換」を選択して適宜データサイズを縮小。

◇PDFを一太郎のファイルにコピーする方法
[挿入]→[オブジェクト枠]→[作成]→[ファイルから]

◇PDFを(選択)コピー&ペースとしたとき,テキストが重複する現象が生じたときの対処方法。
1)Wordが変換元であるとき,そのファイルで変換時,「名前を付けて保存」→「PDF」→「オプション」→「アクセシビリティ用の構造タグ」のチェックを外す。
2)上記以外のとき,Googlechromeを開いておき,そこにPDFをドラッグ&ドロップして開き,それを選択してコピー&ペーストする。

◇スキャンした画像情報をPDFとして保存する方法(読んでココ)
スキャンする→左フレームでリスト表示してすべて選択する→「画像保存」→「画像の保存」→名前を付けて保存する
レイアウト:144dpi,用紙:白黒,設定:最小

◇スキャンした画像情報を一太郎に貼り付ける方法
スキャンする → 画像保存 → JPEGなどとして保存する → ファイルが作成される → (*)Office2010から開く → [画像(P)] → [トリミング]して → [OK] → [保存]

(*)またはPhotoshopから開く → [切り抜き] → [イメージ] → [サイズ変更] → [解像度] → [保存]

一太郎から → [挿入] → [画像パレット] → 保存した画像ファイルを指定して貼り付ける

◇PDFをjpegに変換する方法
Adobe ReaderでPDFファイルを開く。
「編集」→「スナップショット」で,コピーしたい領域をドラッグして選択すると,クリップボードに保存される。
「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」で、「ペイント」を選択,Ctrl+Vで画像を貼り付け,「JPEG」を選択する。


◇エクスプローラなどの文字サイズを変更する方法
[設定] → [アクセシビリティ] → [テキストのサイズ] でスライダーを動かし、プレビューで確認、[適用] をクリックする。
タイトルバーやメニューバーの高さも連動するので注意。


◇フォルダ内の画像の一覧をプリントする方法
先ずフォルダを開き,プリントしたい画像ファイルを選択する(全選択するなどして反転させる)。次に,ツールバーまたは「ファイル」のプルダウンメニューで「印刷」を選ぶ。「画像の印刷」の画面になるので,右に示されているレイアウトのサンプルから適当なもの(1ページに何枚か)を選択し,プリンタや用紙サイズも指定して印刷する。


◇フォルダ内のファイルの一覧を作成する方法
フォルダを開き[すべて選択]をクリック → [shift]を押しながら右クリックし[パスのコピー]をクリック → フォルダの内容がコピーされているので、これを印刷する
(他にコマンドプロンプトから操作する方法もある)


◇読取革命でScanSnapを認識させる方法(ScanSnap)
Scan Snap Managerを起動して,詳細設定画面においてScan Snap Manager画面の[アプリ選択]タブをクリックし,[アプリケーションの選択:]項目より「読取革命」を選択する。


◇ラベルマイティで枠をコピーする方法
コピーする枠を選択する → マウスの左ボタンを押したままドラッグする → [Ctrl]キーを押しながらマウスのボタンを離す


◇Okoshiyasuで一般的なキー設定の例
 再生・停止:Caps Lock
 早 送 り:Ctrl+→
 巻 き 戻 し:Ctrl+←
 カウンタコピー:Ctrl+↑

 設定の表示は「常に手前に表示」をチェックしておく


◇リポジトリ化の処理手順(ScanSnap)
1)スキャンする → パソコンの"scan"内に保存する。ファイル名は "sc*****.pdf"とする。*****の部分は,「著者頭文字 刊行年 書名」とする。
2)"scan"内のファイルをすべてのハードディスクおよびタブレット端末の該当するフォルダにコピーする。
3)"scan"内に残してあるファイルをOCR化してファイルネームを "sc*****ocr.pdf" に変更する。
4)OCR化したファイルを,すべてのハードディスク内の "sc*****ocr.pdf" の該当するフォルダにコピーする。
5)OCR化したファイルを,オンラインストレージにアップロードする。

サイズ
140*210:A5
120*182:B6(ソフト)
120*188:B6(ハード)
140*220:洋書
140*230:洋書
145*230:洋書
130*210:洋書
160*240:洋書
105*173:新書
115*190:岩波現代選書
170*240:岩波文学(旧)

◇iPadにPDFをコピーする手順
1)Ituneを開く
2)名前iPadを開く
3)Appタブを選択する
4)AdobeReaderを選択
5)下の方にある「ファイルを追加」をクリックする
6)ファイルを選んで「開く」

◇紙媒体をスキャンしてPDF化する方法
ScanSnapでは,「スーパーファイン(カラー/グレー300dpi,白黒600dpi)」とする。AdobeAcrobatでOCRテキスト認識する。
書籍が縦書きであるばあい,見開きで表示すると左右のページが逆転する。これを正しく表示させるためには,Adobe Acrobatでファイルを開き,[ファイル]→[プロパティ]→[閉じ方]の「左」(デフォルト)を「右」に変更して保存する。

◇AdobeAcrobat9でOCR化する方法
[文書]→[OCRテキスト認識]→[OCRを使用してテキストを認識]→[テキスト認識]ダイアログを表示。[編集]をクリック。「テキスト認識−設定」で実行時の設定をする。言語を指定(通常は日本語),「出力形式」は「検索可能な画像」,解像度は600dpiとする。
複数のファイルを処理するばあいは,[OCRテキスト認識]→[OCRを使用して複数のファイルのテキストを認識]として,ファイルを選択する。[出力オプション]を設定する。
[出力オプション]の設定は,次のようにする。
 ターゲットフォルダ→元と同じフォルダ
 ファイル名の指定→元のファイル名に追加
              後に挿入「ocr」
 □既存のファイルを置換→チェックを外す
 出力形式→ファイルをAdobePDFとして保存


◇ホームページビルダーで他のHPを読み込んでデータを取得し,編集できるようにする方法
読み込みたいHPを開いておく。HPビルダーの[ファイル]→[URLから読み込み]→[URLをブラウザーから取得]→[OK]
これで可能な情報は取得されている。記号やレイアウトが元のHPと異なっているばあいがあるが,これは後に修正する。

◇HPで右クリック禁止にするためには,bodyに下記の青文字部分を記入する。
<body
oncontextmenu="return false;">
 〜
</body>

◇サイト内のページにどこからもリンクを張らないでおき,パスワードによってアクセスする方法
 ページのファイル名(.html は不要)をテキストボックスに入力してアクセスさせる簡便な方法(とほほのWWW入門より引用)。ソースに次のように記述する。

<form onsubmit="document.location.href=this.PW.value + '.html'; return false">
<input type="password" name="PW">
<input type="submit" value="OK">
</form>

次のように表示される。

◇ホームページビルダーで,転送済みのファイルを削除したいときは,ファイル転送(FTP ツール)を使用する。詳細はJustsystemのサポートFAQ「公開済みのサーバー上のファイルを削除したい」に記載されている。以下,同ページからの引用。

1. ファイル転送(FTP ツール)を起動します。
2. 左上の欄で転送設定名を確認し、[接続]ボタンをクリックします。
  サーバーに接続されると、右側の領域にサーバー上のフォルダーやファイルが表示されます。
  ※「files」、「backup」はサーバー上にあらかじめ用意されているフォルダーで、削除はできません。
3. 右側の領域の転送先のフォルダー(ホームページのドメイン名あるいはサブドメイン名)をダブルクリックします。
  ホームページのURLのhttp://www.○○○○○○.○○○/および、http://○○○○○○.○○○/の「○○○○○○.○○○」にあたる名称のフォルダーを開きます。
4. トップページ(index.html、およびindex.htm)など、削除したいファイルを右クリックし、表示されるメニューから[ファイルの削除]を選択し、ファイルを削除します。
  すべてのファイルを削除したい場合は、右クリックして表示されるメニューから一度[すべてのファイル]を選択してから、再度、右クリックして[ファイルの削除]を選択します。

◇写真をページに貼り付けるとき,サイズ等の変更は,Microsoft Office Picture Manager または「ペイント」の「サイズ変更」などで同様にする。画像ファイルを開き,[画像]→[トリミング]で[縦横比]を 3:4 とする。次に[画像]→[サイズ変更]を選び,[定義済みのサイズ]から 640×480 を選ぶ。これがホームーページに使用するときの標準的なサイズの一例で,「研究室からの展望」の写真はこれによっている。他の目的のときは,適宜,変更の数値を設定する。

◇音声をページに貼り付けるとき,MP3ファイルのばあい,ソースに次のように記述し,音声ファイルも転送する。「a000867.mp3」は,ファイル名。

<audio controls>
<source src="a000867.mp3" type="audio/mp3">
</audio>

次のように表示される。



音声ファイルのフォーマットの変換や圧縮は,「えこでこツール(またはVector内)」などを使用する。

◇CDに保存するなどしたMP3のフォルダ内のファイルを連続再生するには、フォルダ内のファイルを選択(全選択など)しておいて、右クリック、Media Playerで再生させる。

◇マイク入力の音声やYouTubeなどの音声を録音するばあい、windows マシンに標準的にインストールされている サウンドレコーダー を使用するのが一般的。設定や使用方法の解説は、インターネット上に多く認められるので、それらを参照。サウンドレコーダーで作成したファイルは、ドキュメント内にある「サウンドレコーディング」フォルダに保存される。


◇FFFTPにログインしたとき、転送したいファイルのある特定のフォルダを開くには、[ホストの設定]の[基本]で[ローカルの初期フォルダ]に、当該のフォルダ名を指定する。


◇ホームページの作成で、スマートフォン用のサイトを作成したとき、任意のページのスマートフォン画面のイメージを参照する方法は、次のようにする。
参照したいページのファイルを右クリックし、Google Chromeからひらく。
そのままでは、パソコン画面のイメージなので、 F12 を押すと、スマートフォンの画面のイメージになる。


◇パソコンの画面から、スマートフォン画面のイメージを参照する方法は、次のようにする。
Google Chromeから目的のサイトをひらく。
F12 を押すと、スマートフォンの画面のイメージになる。
ペインの画面で、必要に応じて、デバイスのツールバーを切り替え、また「サイズ」の項目で表示する機種を選択する。


◇Gmailで新規メッセージのウィンドを右下固定ではなく,別ウィンド(ポップアウト)として開くためには,[SHIFT]+[作成]として開始する。
または,[設定]の[キーボードショートカット]を ON にしておいて,[SHIFT]+[c]。

◇Gmailで任意のメールを別ウィンド(ポップアウト)として開くためには,[SHIFT]を押しながらメールを選択(クリック)する。
そのメールに返信するときは,[SHIFT]+[r],全員に返信するときは[SHIFT]+[a],転送するときは[SHIFT]+[f]。


◇Gmailのスレッド表示(同じトピックのメールをグループ化する)は,[設定]の[スレッド表示]で ON/OFF を切り替えることができる。

◇Gmailでメール一覧とメール本文を同一の画面で分割して表示するためには,[設定(詳細設定)]で[プレビューパネル]を有効にし,分割の仕方を選択する。

◇Gmailで25MB以上のファイルを送信するとき。メールを作成するとき,Googleドライブを
利用してファイルをアップロードし,そのリンクをメールに挿入して送信する。詳細はウェブ上の情報を参照。


◇QRコードを Microsoft Edge で作成する方法
Microsoft Edgeで目的のサイトを開いておき、その上で右クリック、[このページのQRコードを作成]を選択すると作成されるので、ダウンロードする。


◇Windows11にアップグレードしたときに,補足的に想定されるカスタマイズの方法

A)タスクバーの位置を変更する
1.[タスクバー]を右クリックする
2.[タスクバーの動作]をクリック
3.[タスクバーの位置]を[左揃え]にする

B)右クリックメニューをWindows10のスタイルにする
1.[Windowsターミナル]から[Windows PowerShell](コマンドプロンプト)を起動し,次のコマンドを記入して,[Enter]を押す。
 
 reg.exe add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32" /f /ve 
2.元に戻したいときは,次のコマンド。
  reg.exe delete "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}" /f

C)Windows11のエクスプローラーにWindows10と同じリボンを表示させる
a) Windowsツールによる方法(あらかじめデスクトップやスタートメニューに置いておくと便利)
1.スタートメニューから[Windowsツール]を起動する
2.左側のナビゲーションウィンドウにある任意のフォルダを選択する
3.これでWindows10と同じリボンが表示される

b) Windows PowerShellによる方法 22H2では無効

c) Winaero Tweakerによる方法 22H2では無効

D)Windows Defender が起動しないとき
 [Windowsターミナル]から管理者モードで[Windows PowerShell](コマンドプロンプト)を起動し,次のコマンドを記入して,[Enter]を押す。

  Get-AppxPackage Microsoft.SecHealthUI -AllUsers | Reset-AppxPackage

E)PDFなどをダウンロードしたときの挙動を変える(必要に応じて)
  各ブラウザで,例えば,[ダウンロード]>[プログラム]>[ファイルの種類]>[取り扱い方法]を選ぶ。
  または,Windowsの[設定]で,[既定のアプリ]を変更する。

F)Windows Terminal インストール(必要に応じて)

G)OneDriveの自動起動を停止,またはアンインストール(必要に応じて)

H)「デバイスのセットアップを完了しましょう」の画面が出ないようにする
  [設定>システム>通知]で「デバイスの設定方法に関する提案」のチェックを外す。
  なお,画面が出たばあいは[続行]>[今はスキップ]・[購入しない]を進めて起動させる。

I)スキャナの設定と使用方法(必要に応じて)
1. ドライバー:EPSON Scan Rev.3.0u (Windows用) 3.04J
  そ の 他:PDF作成モジュール/ OCRコンポーネント 1.34(ocr134_S.exe)
  インストールの方法はこのサイト
2. スキャナは,直接パソコンに接続するか,USBハブを経由するばあいは最上位のポートに接続する。それ以外では,認識されないことがある。
a) [EPSON Scan]で該当する型番を選択→全自動モード→オプション[適切なdpiを指定]→保存ファイルの設定[保存先,形式(PDF),詳細設定(テキスト検索可能PDFを作成する,など)]→[OK]→スキャナのスキャンボタンを押す→画像などをキャプチャ→[OK]→当日付のピクチャホルダに保存される→JUSTPDF5[データ変換]→[テキストと画像PDFに変換]など→同じホルダに保存される
b) [Wndows Faxとスキャン]([色の形式]は白黒以外が良い)の[新しいスキャン],または「読取革命」の[スキャン]で[OK]
c) PDFにするときは,印刷機能や JustPDF などを使う。
d) PDFのカラーをモノクロに変換する方法として,Adobe Readerを使用するときは次のようにする。
  Adobe Readeで,プリンターのアイコンやファイルのツールバーから[印刷]を選択,[プリンター]>[Microsoft Print to PDF]>[グレースケール(白黒)で印刷]にチェック>[印刷]
3. OCRを簡単に実行するときは,ファイルをGoogleドライブにアップしておき,[アプリで開く]>[Googleドキュメント]とする。
  Googleドキュメントに新たに開かれたファイルを,[.txt]など任意の形式でダウンロードする。

J) Zoomのカメラは,外付けFHDを選択。
  Zoomの開始(招待)の仕方
  ツールバーの [ミーティング] をクリックする( ホームの[新規ミーティング]ではない)> [マイパーソナルミーティングID(PMI)]を開く > [開始]> 画面が開く > [招待のコピー] > 招待の情報を相手に通知する


◇Windowsや周辺機器の動作が不安定なとき、完全なシャットダウンを行うと改善されることがある。[Windowsスタートキー]を押す>[電源ボタン]をクリック>[Shift]+[シャットダウン]で完全シャットダウンが行われる。なお、常に完全シャットダウンを実行する方法は設定が必要となる。方法は、任意のサイトに掲載されている。


◇「コピペルナー」(金沢工業大学杉光一成氏,株式会社アンク,アカデミックライセンスあり)*
レポート類を含む文書が相互に,あるいはウェブ上の情報をどの程度コピー&ペーストしているかを調べるソフトウェアである。レポートどうしの類似度の相関を判定するためには「クロスチェッカー」を選択し,「あいまい検索」を有効にして作動させる。
結果は,対象とする文書の性質にも依存する。例えば,言語学などのレポートで,文を単位とした文法現象について,テキストを指定して調査と分析を課したときは,同一の例文に着目して記述することが少なくないため,類似度が高くなりうる。しかし,この種の内容でも,A4判数ページ程度のレポートであれば,通常は10〜20%程度の類似度にとどまるようである。その程度の類似度のレポートは,それぞれユニークだと判断して良いと思われる。部分的に同一のときは,30%をこえるようである。80%をこえるような類似度の判定がえられたときは,残念ながら剽窃を疑わざるをえない。ただし,氏名等の情報が異なるので,完全な剽窃でも90%程度の類似度にとどまる。たかだか20〜30編程度のレポートを読むときなら必要がないとしても,100のオーダーをこえる量になると有効性を発揮するだろう。
実験的に全角4000字程度のテキストファイルで同一のものを比較すると97%の類似度,その1つのファイルの2000字を異なるジャンルのテキストに置き換えて比較すると48%の類似度が得られた。
ただし,これを不正行為の発見と処罰に活用するのは推奨できない。それをいかに抑止するかの一助にすべきである。ネットからの引用は奨励しておき,出典を明記するように条件を設定するのがよい。受講生相互においても,同様の態度を奨励すること,などが必要。
自分自身の論文に活用することにも生産性が見いだされよう。
いずれにしても,表示された類似度の数値だけで判断するのは不正確であり,一定以上の類似度が算定されたとしてもテキストを目視して判断すべきである。
*Word文書などを対象にすると「i-FILTER」の働きでソフトが作動しないことがある。テキストファイルではこの現象はおこらないようである。

ウェブ上のファイルに対して,25〜4000字のテキストファイルのコピーチェックをするのであれば,CopyContentDetector (megane氏)なども有用である。


◇秀丸メールの返信用・転送用のテンプレートの様式の例
======================
宛先
署名

>Subject: $(RootHeader,Subject)
>Date: $(RootTransmitDate)
>From: $(SetNameOnly, $(RootHeader, From))様

$(QuotedRootBody)

住所等
======================

◇秀丸エディタおよび秀丸メールの引っ越し手順: 秀まるおのホームページ内 に記述がある。

◇タブレット端末の申請:情報メディア教育支援センターから「携帯情報端末」として申請する。





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以下の情報は,2015年度まで野村の研究室で有効だったものです。それ以降は更新しておりません。ご注意下さい。
記録として残しておきます。

修士論文・卒業論文作成の日程とセミナーの進めかた

大学院修士課程の修士論文と学部の卒業論文は,概ね,下記の表の日程で作成します。
大学院の長期履修制度を利用するばあいも,ほぼ下の表の展開に準じます。
大学院・学部ともに,テーマのいかんにかかわらず,データ収集・整理・分析に相当のエネルギーが要求されます。
この日程を著しく逸脱し遅延が生じたばあい,本研究室での論文執筆には困難が予測されます。十分に留意してください。
指導教員との連絡を絶やさないようにしてください。簡単な連絡や質問であれば、メールで差し支えありません。

大学院・学部ともに概ね次のような進めかたです。

大学院,学部ともに初年次の段階では,関心のある論文や著書を選び,各自これを通読して要約し,批判的に論じたり,問題点を指摘したりする。
または,具体的な言語現象に関わるデータを収集して分析し,その結果を開示する。いずれのばあいも,レジュメ,資料を紙媒体で配布する。
自分の研究テーマが決まった段階では,水準をより高くして同様に進める。ただし,データを分析することにウェイトをかける。
修士論文や卒業論文を執筆する段階では,論文の原稿を検討の対象とみなす。

このサイトの「研究方法と分析ツール」のページは,あらかじめ参照しているものとみなします。

研究指導は,ある学会の査読要領をヒントに,次のような方針に従っています。
 (1) 研究の一定のレベルは維持するが,過度に厳しい評価は避ける。
 (2) 研究の長所を積極的に見つけ,加点していく。
 (3) 過度のアドバイスをしたり,指導者の考えを押しつけたりすることを避ける。

研究書の読み方:専門家が専門家に向けて執筆した研究書は,特に大部のものを最初のページから順に読もうと思っても学部生には困難なことがあります。そのようなときは,まず,目次と索引を丁寧に読んで,その研究書の全体像と大体の専門用語を頭にいれてから,分かりそうなところや必要そうなところを拾い読みすることから始めて下さい。

 大学院修士論文

M1 4月 研究対象とテーマの特定
   5月 研究計画の立案
6月 先行研究の調査検討と論文の講読
文献リストの作成と文献収集
データ収集・収録等の方法の検討
必要とされる機材やソフトウェアの整備 
7月
8月 問題点の析出
9月 データ収集・収録と整理(1)
10月
11月 データ整理と分析(1)
12月 修士論文構想発表会
1月 方法論・データの再検討
2月 データ収集・収録と整理(2)
3月
M2 4月 データ整理と分析(2)
5月 研究史・データの総合的な整理と分析
6月
7月 方法論の再検討と論文の構成
8月 論文の構成と執筆(1)
9月
10月 修士論文中間発表会
11月 論文の構成と執筆(2)
12月
1月 論文の提出
学部卒業論文

G3 4月 研究対象とテーマの特定
   5月 研究計画の立案,教育実習(初等1)
6月 先行研究の調査検討と論文の講読
文献リストの作成と文献収集
データ収集・収録等の方法の検討
必要とされる機材やソフトウェアの整備 
7月
8月 データ収集・収録 (1)
教育実習(初等2)
9月
10月 問題点の析出
11月
先行研究の調査検討と論文の講読
問題と研究方法の決定
データの収集・収録(2)
データの整理・分析
12月
1月
2月
3月
G4 4月
5月 教育実習(中等)
6月 論文構成とデータの整理・分析(1)
7月 教員採用試験等
8月 論文構成とデータの整理・分析(2)
9月 論文の構成と執筆(1)
10月
11月 卒業論文中間発表会
12月 論文の構成と執筆(2)
論文の提出
1月


◇学科で規定している各論文の分量と印刷の目安
大学院修士論文:400字詰め原稿用紙換算で,100〜200枚(40,000〜80,000字)。(印刷は,A4で1200字フォーマット)
学部卒業論文:400字詰め原稿用紙換算で,60〜120枚(24,000〜48,000字)。(印刷は,A4で800字フォーマット)
語学系セミナーは,学部は400字詰め換算で100枚相当,大学院は200枚相当が一般的。
Word のばあい,次のようなレイアウト設定が一例。32字×25行,10.5ポイント,上35ミリ,下30ミリ,左35ミリ,右23ミリ。

口頭発表のときの話す早さは,漢字仮名交じりの原稿にして,1分間に300字程度が目安だろう。これで,息継ぎや沈黙を利用しながら話していけば,聞き取りやすくなるはずです。